「金欠装いメチャクチャ貯金」「学校の植物を食べた」―いまどきの大学生の“隠しごと”ってナニ?あの北大自治寮「恵迪寮」の中は?保育園や幼稚園の園児に本音聞く企画のパロディー『大学生のひみちゅ。きかせて』
趣味は架空の国をつくること!?
続いては、寮で「でかつよ」と呼ばれているという小田さんです。“ひみちゅ”は?
「国の創作をする趣味を持っている。設定資料集とか作ってコミックマーケットというイベントで販売」
「学校の友達とかにはそんなに言っていない。オタクすぎる趣味なので…」
「架空の国を作る」という小田さんの“ひみちゅ”。国を作るってどういうこと?
個性あふれる恵廸寮の生活に迫る!「入ったときはカオスな場所だと…」
「ここで2人暮らしをしています」
小さな部屋に2段ベットと机など、家財道具が所狭しと置かれています。
小田さんによると寮の中でも汚い部屋だと言います。
「(Q:どっちで寝ているのですか?)僕が下ですね、もう1人の住人が僕より軽くて半分ぐらいの体重なのですが、落ちてきたら怖いので僕を下にしてもらいました」
恵廸寮は“自治寮”。学生自身が運営しています。
多くの寮生が住むため会議ではいろいろな要望が上がります。
「意見を無下にすることがないようにお互いに納得できるまで議論する文化」
結構会議は多くなりがちだと小田さんは話します。
大きな横断幕に乱雑に置かれた家具、寮内に響く高下駄の音…。
「僕も入ったとき すごいここはカオスな場所だなと思いました」
“架空国家同好会”とは!?メンバーは日本各地様々な場所に
「(Q:作ったものを教えてください)“架空国家のススメ”という本で…“架空国家同好会”というサークルを立ち上げていて、その頒布物になります」
会長の小田さんは札幌在住ですが、副会長は福岡県在住です。
サークルのメンバーは日本各地に住んでいると言います。
100ページを超える“架空国家のススメ” 「創造した国の歴史や未来の展望、軍隊の設定まで事細かに…」
「このページですね、“邦島國”っていうページ」。歴史や主要な街、軍隊の設定、未来の展望…。小田さんが創造した国の情報が事細かに書かれています。
「本の中では地理的な情報以外にも、歴史・国が抱えている問題などを書いていて、ページ数は大体100ページを超えるように作っている」
「リアルタイムの出来事だと書きたいことが結構変わる可能性もあるので…過去の歴史について書いた方が自分の中で黒歴史になりにくいかな」