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<ススキノ首切断事件>「一般家庭と同じように、しつけをしたつもりです」娘の”教育”について浩子被告語る 『どう逃げ出せばいいか…』と当時の瑠奈被告の”怒り”も証言 まもなく修被告の6回目裁判

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田村修被告

田村修被告

■娘・瑠奈被告の”しつけ”について母親・浩子被告が証言


 札幌・ススキノのホテルで男性が殺害され、親子3人が逮捕された事件。

 父親・田村修被告の裁判が1月30日午前11時から開かれ、前日に引き続き母親・浩子被告の証人尋問が行われる予定です。

 この事件は2023年7月、ススキノのホテルで男性を殺害後、首を切断し頭部を持ち去ったとして田村瑠奈被告が殺人などの罪で、両親が殺人や死体遺棄などを手助けした罪で逮捕・起訴されたものです。

 29日の裁判で、娘・瑠奈被告の教育について証言した母親の浩子被告。

 「しつけについては?」(弁護人)

 「一般家庭と同じように、しつけをしたつもりです」(浩子被告)

 家庭でのしつけについてこう証言した浩子被告。

 小学生のときに不登校だった時期もあった瑠奈被告については…

 「当時の瑠奈さんとの接し方は?」(弁護人)

 「初めは家にいる間はせめて楽しくさせてあげたいと遊んだりしましたが、楽しいだけではなく学校に行くよう促さないといけないのかなと思って考えを変えました」(浩子被告)

 「小学校5~6年生の時に家庭教師をお願いしました。高校生の時にほかの人は単位をとって卒業できたけど、娘が卒業できないことがあって『どうしてできないんだろう』と口に出してしまいました。その日を境に距離をとるようになりました」(浩子被告)

田村瑠奈被告

田村瑠奈被告

■「女性だと思ってついて行き、カラオケだと思ったらホテルだった」


 これまでの裁判で瑠奈被告と被害男性との間に性的トラブルがあったとされていますが、29日の証人尋問で浩子被告が当時のトラブルについて証言しました。

 「Q(トラブルについて)瑠奈被告は何と言っていたか」(弁護人)
 
 「『女性だと思ってついて行き、カラオケだと思ったらホテルだった。どうやって逃げ出したらいいかわからなかった』と怒っている様子でした」(浩子被告)

 「1週間かけて、瑠奈の主張が『ちゃんと謝ってほしい』『いかに女性にとってひどいことなのかわかってほしい』『探したい』に変わっていきました」(浩子被告)

 殺人などの罪で起訴されている瑠奈被告は鑑定拘留中で、公判の見通しは立っていません。


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