【北海道の天気予報 27日(月)】札幌中央区は42年ぶりの少雪…今週後半は巻き返しの大雪か!?さっぽろ雪まつりは本来の冬らしく
(菅井貴子気象予報士が解説 午後6時40分現在
◆札幌10区の積雪
中央区の積雪は22センチ、1月下旬としては42年ぶりの少なさで、
去年に比べても3分の1程度です。
市内で最も少ない白石区では10センチで、
幹線道路や歩道などは全く雪がなくなっています。
一方、最も深いのは、南区小金湯で40センチ以上ですが、
同じ市内でも、積雪の差は大きくなっています。
◆全道の積雪
最も深いのは幌加内町朱鞠内で134センチです。
平年の7割程度で、全道的にも、雪が少ない所がほとんどです。
オホーツク海側には大雪や風雪注意報が出ていますが、
あすにかけて、急激に積雪が増えそうです。
◆予想降雪量(~あす28 日朝)
北東の風が強まり、オホーツク海側で雪雲がかかり、ふぶきそうです。
降雪量は、あす朝にかけて、
オホーツク海側で最大30センチ、宗谷北部で25センチ、上川北部で20センチです。
札幌市内は、ほとんど降らず、雪の少ない状態が続きそうです。
◆あす28日(火)の天気
オホーツク海側はさらに積雪が増えるでしょう。
道南は、午後は、にわか雨や湿った雪が降りそうです。
札幌も、一時的に、雪が降る所がありそうですが、
積雪が増えることはなさそうです。
◆あす28日(火)の気温
オホーツク海側は、前日より寒さが緩みプラスまで上がるでしょう。
積雪が増えた所では、屋根からの落雪など雪解けにご注意下さい。
全道的に、平年を上回り、3月並みの暖気です。
◆全道の週間予報 28日(火)~2月3日(月)
29日(水)は冬型の気圧配置となり、
石狩北部や留萌地方は、ふぶきそうです。
30日(木)から31日(金)は、北風系の冬型で、
札幌など道央圏に、活発な雪雲がかかり大雪の可能性があります。
週末から寒気が強まり、来週にかけて、本来の北海道の冬らしくなるでしょう。