「命は弁償できない!」動物飼う小学校激減する中“レンタル”…モルモット「くろちゃん」が2年2組にやってきた―旭山動物園の9週間プログラム<北海道>
実は2年2組に来るまでこのモルモットには名前はありませんでした。
でも動物園に帰っても、これからもみんなで決めた「くろちゃん」です。
「ただのモルモットだったんです。愛玩動物でただかわいいだけ。今はモルモットではないというかくろちゃんなんです。すごく尊いものになっている。尊いものを自分たちは誇りを持ち育てている。精一杯、向かっている。精一杯、自分たちなりに協力をしている」(小原先生)
「きょうも子どもたちの顔を見た時にやはり自信がある、顔つきに。ここまでやってきたという表れかなと思う」(佐賀さん)
前日に司会の練習を頑張った櫛引悠斗くんと餌取大和くんですが、最後の最後で悠斗くんが涙で言葉に詰まってしまいます。
「ゆうと、大丈夫か?」
「わかる。わかる」
「やまと、助けて!」
「やまと、助けてあげて」
「皆さん寂しいですか?」
「はい!」(生徒たち)
「えっと、冬の動物園にくろちゃんにあの~会いに行ってあいさつとか、『会いたかったよ!』とかはっきり言いましょう」
「はい!」
お別れです。