「命は弁償できない!」動物飼う小学校激減する中“レンタル”…モルモット「くろちゃん」が2年2組にやってきた―旭山動物園の9週間プログラム<北海道>
■「くろちゃん」との生活には大変なことも!みんなで考えて協力!
日を追うごとに高まる「なかよしレベル」!ですが…!
ちょっと失敗することも…。
「慎司!変なもの食べさせないでね!」
「慎司さん!慎司さん!モルモットをお世話をする準備は整っておりますか?」
「はい…」
11月中頃の週末、家にくろちゃんを連れ帰りお世話をすることになった山本慎司くんです。
お世話の途中でおやつをばらまいちゃったこともありましたが、お家では1人でお世話できるでしょうか?
「よし!よし!」
「怜奈、エサあげる?」
「うん!」
「ハクサイ!」
「この位で…」
「食べてる…」(山本慎司くんと妹・怜奈ちゃん)
エサ作りもケージの掃除も慣れたもの。
妹の怜奈ちゃんにくろちゃんを預けてひと時も手を休める事なく仕事をこなします。
あっという間にお世話はおしまいです!
「早くしないとモルモットのストレスが溜まっちゃうからだから早くしないと」(山本慎司くん)
「段取りを考えながら行動できるというのはすごいと思う。友だちに『頼んだよ』と言われたり学校でみんなと一緒に育てていることが大きいと思いました」(母・沙樹さん)
12月上旬。
いつも狭いケージにいるくろちゃんを心配して、みんなは遊び場を作ることに決めました。
「ここに乗せてから登って滑って、登って滑って最後に休憩」
「くろちゃんは暗いところが好きだから」
この日の感想文です。
くろちゃんが暗い所が好きなこと。
くろちゃんが坂はあまり上り下りしないこと。
くろちゃんが遊び場でうんちやおしっこをしたときは家にいるみたいにリラックスしたように見えると書かれています。
そして、こんな一言も…。
「いっぱいくろちゃんをしあわせにしたいです」