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<裁判詳報>「てめえの上司呼べや!」法廷で声を荒らげる場面や質問と"かみ合わない"やり取りも【スナック経営女性殺害事件】「よく覚えていない」「記憶にない」繰り返す被告の男に懲役22年求刑 釧路地裁

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志渡典吉被告

志渡典吉被告

■被告人質問中の志渡被告の言動

・「覚えていない」「詳しくはわかりません」と繰り返す志渡被告に対して、検察側は供述調書に沿った質問をする
・「でっちあげじゃないの、検察は何やってるの」声を荒らげ裁判長に「落ち着いてください」と制止されるシーンも
・志渡被告が犯行後にラップを延本さんの顔に巻いたという当時の供述を元に、取り調べで志渡被告自らが再現した様子を撮影した写真を示して「こういう風に巻いたんですか?」と質問した時に「てめえの上司呼べや!」と声を荒らげ、「まったく巻けない状態でした、ラップは巻けなかった」と答える
・「警察が一刻も早く来ていればこうはならなかった、警察は何やっているんだ」と責任転嫁する場面も

■質問と噛み合わないやり取り(一部抜粋)
「(Q山林に遺体を放置するとどうなると思った?)後から行くつもりだった。時があれば交際者に相談して行こうと思っていた」
「(Q犯行当日にパチンコ店に行っているがどういう気持ちだった?)捜索は既に始まっていてヘリが飛んでいて、遺体が見つかったとか聞いたり、ヘリの音が家にいると聞こえてきてパチンコ店に行った」
「(Q当日はヘリは飛んでいません、当日パチンコ店に行った時の気持ちを聞いています)真弓の交際者、夜7時ごろ来るんですけど相談したいと思ってパチンコに行った。実家から家を出るのが億劫になると思ってパチンコ店で時間をつぶそうと思った」

■求刑
・検察側は「残忍極まりなく被害者を確実に殺害しようとしていたことは明らかで、強固な殺意に基づく悪質な犯行である」として懲役22年を求刑

・弁護側は「事件は偶発的犯行で計画性がない」などと情状酌量を求める

■判決
12月13日午後3時(予定)