「一日千秋の思いで待っていました」地元住民の声を反映した「ショッピングセンター」誕生 何度も重ねたワークショップ 女性客が描いた絵は”旭山動物園のデジタルサイネージ”に 北海道・旭川市
ショッピングセンターには食料品や化粧品など21の専門店が出店しました。
釣り具やアウトドアのグッズを扱う「コルソ」は旭川初出店で、道北地方では最大級の規模だということです。
焼き鳥の居酒屋「串鳥」は道内で初めてテイクアウト専門の店にしました。
「(テイクアウト用に)新たに塩だれを開発した。この塩だれ、おいしく出来たと自負している。ぜひ居酒屋の(串鳥)との違いを見ていただければ」(串鳥を運営する札幌開発 金光 弘文 広域販売本部長)
イチョウの木の前には子どもが遊べる公園
店の前には子どもたちが遊べる公園がつくられ、自由に飲食ができるようにしました。
「(木が)切られちゃうのかなと思ってたんですけど、本当に残ってるんだと、子どもたちと喜びました」(地元の女性)
「常にお客様の声を聞きながら、進化といいますか、こちらの方も変えていきたいなと思っております。お客様と一緒に新しいお店を作っていきたい」(門間さん)
グランドセレモニーには意見を出した住民を招待
13日はグランドオープンのセレモニーが行われ、店づくりに意見を出した人たちも招待されました。
デジタルサイネージのアイデアのもとになった絵を描いた湯浅美華さんもその1人です。
「まさか自分のアイデアが大々的にパネルになったり、そういうのを見て感動した」(湯浅 美華さん)
地元の人たちの意見を生かしたショッピングセンター。店舗とイチョウの木の間につくられた広場の名前を店では9月23日まで募集しています。