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ヒグマにかじられ失った左目…命がけで対峙する北海道のハンター それでも共生の道探る“名士”

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編集後記

北海道ニュースUHB 齊藤健太

北海道ニュースUHB 齊藤健太

 全国的にクマの人身事故が相次ぐ中、「共生」をテーマに取材を模索していた際、箱わな師の原田勝男さんに出会いました。


 左目を失うという過酷な経験を持ちながらも最前線に立ち続ける原田さんの姿勢には深い敬意を覚えました。原田さんの言葉には力強さと優しさがあり、「自分の方が生き延びた。すまなかったね」と畏敬の念を忘れません。

 原田さんが目指すのは単なる駆除ではなく、箱わなを使ったヒグマとの持続可能な共存の道です。

 北海道におけるハンターの高齢化と減少は深刻な問題です。ハンター不足が続けば、クマとの共生はますます困難になるでしょう。原田さんのようなベテラン猟師の知恵を次世代に引き継ぎ、地域全体で問題に取り組む必要があるとも感じました。

 クマと人間の暮らしを守り、共存するための道は険しく、簡単には見つかりません。この記事を通じて命の重みと自然との共生について考え、私たち一人ひとりができることを見つけるきっかけとなれば幸いです。


 ※この記事は北海道ニュースUHBとYahoo!ニュースとの共同連携企画です。ハンターを取り巻く状況を追い、クマとの共生の道を探りました。