プロの“冷凍術”で食材を"安く ムダなく おいしく食べ切る" ブロッコリーは捨ててしまいがちな芯までおいしく【ラクカジ】
最も悩みが多いのが「キャベツ」
まずは最も悩みが多かったキャベツ。
「キャベツとかですかね。1玉買ったときに使い切れなくて、冷凍保存した場合にしなしなべちゃべちゃになってしまう。上手に解凍して料理する方法知りたい」
「キャベツとかは冷凍しないので、買ったらキャベツのメニューが続いちゃう」(いずれも来店客)
キャベツを使い切れないという人が多くいました。
「キャベツは、基本的に洗ってから水気をとって冷凍」(冷凍子ママ)
凍ったまま調理OKで、お味噌汁におすすめだといいます。
「冷凍すると、生で食べるものとは食感が変わってしまう。クタクタになっても大丈夫な煮込み料理には、使いやすい」(冷凍子ママ)
冷凍すると、生のようなシャキシャキ食感は残せませんが、煮込み料理などには大活躍するキャベツ。
さらに、丸ごと美味しくということで…
「我が家の場合、子どもと夫がキャベツの芯を嫌がって食べない。すごくストレスなので、最初から芯を刻んで冷凍。刻んで冷凍することで、やわらかくなって食べやすくなり、甘みも出る。これを餃子のタネに凍ったまま入れて使うとジューシーな餃子になるのでおすすめ」(冷凍子ママ)
捨ててしまいがちな芯も、刻んで冷凍することでおいしく食べられます。
大根が冷凍できないというお悩みも
続いては、「大根が冷凍できない」というお悩み。
葉に近い方が甘みが強く生食向き。大根サラダなど、ダイコンの甘みを生かした料理に使われる。一方で、先端は繊維質が硬く、辛みも強く煮物や味噌汁に向いているといいます。
冷凍すると先端部分でも辛味が落ち着くため、繊維質が気になる先端は大根おろしにして冷凍するのがおすすめ。
使う量を10分ほど水につけておけば解凍できるので、お魚を焼いている時間に準備しておくだけでOK。