深刻な運転手不足で「追加減便」へ…ジェイ・アール北海道バス3月に17便 "減便ドミノ"4月以降も続く可能性
バスの減便がとまりません。
1月から札幌市内の一部で減便しているジェイ・アール北海道バスが、3月新たに札幌駅と新札幌や手稲方面を結ぶ便などを減便すると発表しました。
「バスがやってきました。並んでいたお客さんが乗り込みます。札幌駅まで行くバスですが、この路線も減便となります」(三宅真人記者)
減便となるのは、ジェイ・アール北海道バスの札幌駅と、新札幌駅や手稲方面を結ぶ便など4路線17便です。
3月1日から29日までの平日限定で、1日約680人に影響が出るとしています。
減便は慢性的な運転手不足に加え、想定を上回る退職者が見込まれる状況になったためで、運転手は手稲エリアで11人、厚別エリアで13人足りないということです。
ジェイ・アール北海道バスは1月29日から地下鉄・琴似駅と麻生駅を結ぶ便など4便を減便していて、1か月足らずで追加で減便の発表となりました。
「残念です」(利用者)
「不便になる人が増えると思う」(利用者)
「バスでしか行けない人もいるから困るけど、利用者が減っていると聞いたので何とも言えない」(他路線の利用者)