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突然の“ドカ雪”で積雪急増の札幌市 市民を悩ませる除排雪の行方は…小学校の新学期が間近 生活道路はいつごろ?

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 この冬は暖かくて、雪も少ないと安心していた矢先のドカ雪。

 札幌市民を再び悩ませることとなったのが“除排雪”です。

 小学校の新学期を控え、道路の除排雪は順調に進むのでしょうか?

 1月15日から16日にかけて降った大雪。16日には札幌の積雪が80cmとなり、平年の53cmを大きく上回りました。

札幌の積雪は80センチ

札幌の積雪は80センチ

 「朝2回、雪かきをしました。南区なので30cm以上降ったので」(札幌市民)

 「雪かきで腰が痛くなってしまった」(札幌市民)

 「しょうがない、もう少しだと思って頑張って除雪します」(札幌市民)

 バス路線や幹線道路などでは排雪作業が行われていますが、生活道路など手が回らないところも。

交通障害も

交通障害も

 気温が上昇した17日は路面状況が悪化し、雪に埋まる車が相次ぎました。

 2023年10月に札幌市が行なった市民の意識調査では、「力を入れて欲しい政策」として83%の人が「除雪」を上げ最多となりました。

 また、「よくやっていると感じる政策」の4位には「除雪」が入り、2022年度の15位から大きく上昇しました。

 2022年、札幌市では8年ぶりに積雪が1mを超える記録的な大雪に見舞われました。

予算を100億円増やす

予算を100億円増やす

 市は迅速に除排雪を進めたり、雪の堆積場を新たに確保したりするなど対策に努めました。

 1月と2月で予算を100億円増やしました。

 市の除雪への満足度が上がるきっかけとなったとみられます。

札幌市の排雪スケジュール

札幌市の排雪スケジュール

 この冬はどうなるのでしょうか。

 「労務単価や軽油単価が上昇している」(札幌市建設局の担当者)

 人件費や物価の高騰で費用がかさむなか、市は雪対策の予算を過去最大規模の260億円以上と前年度から50億円増やすことを発表しています。

 札幌市内の小学校で3学期が始まりますが、除排雪は順調に進むのでしょうか。


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