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【速報】また北海道でタイヤ脱落事故…走行中のタンクローリーのタイヤ2本外れる 軽乗用車に直撃し住宅の壁に接触も 運転手「出発前に点検はしていた」

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脱輪した車両(提供:道警)

脱輪した車両(提供:道警)

 北海道新ひだか町で1月5日、走行中のタンクローリーからタイヤ2本が外れる事故があり、タイヤは停車中の軽乗用車などに直撃しました。

 事故があったのは、新ひだか町静内の国道235号線です。1月5日午前10時前、浦河町方向に走行していたタンクローリーの左後輪に装着されていたタイヤ2本が相次いで外れました。

脱輪した車両(提供:道警)

脱輪した車両(提供:道警)

 外側に装着されていたタイヤは国道沿いの店舗前に止まっていた軽乗用車に直撃し、車体後部の窓ガラスが割れるなどしました。タイヤは大きくバウンドしながら軽乗用車を直撃したとみられ、その後、対向車線のガードレールに衝突し止まりました。

 さらにもう1本の内側に装着されていたタイヤは、国道沿いの住宅の壁に接触。その後、減速して停車しようとしたタンクローリーのそばにまで転がってきて止まりました。

タイヤが衝突た軽乗用車

タイヤが衝突た軽乗用車

 警察によりますと、タンクローリーの運転手は、ガクンという衝撃を感じ左側を見たところ、外れた内側のタイヤが転がり並走していてタイヤの脱落に気づいたということです。タンクローリーはタイヤが外れた地点から約80m先で停車していて、運転手自ら「事故を起こした。タイヤが外れた」などと110番通報していました。

 事故によるケガ人はいませんでした。


脱輪した車両(提供:道警)

脱輪した車両(提供:道警)

 現場周辺からは車体とタイヤをつなぎ留める「ナット」が6個ほど回収されていて、何らかの原因でナットが緩んだとみられています。運転手は警察の聞き取りに「出発前に点検はしていた」などと話していて、警察が事故に至った経緯などを詳しく調べています。

 北海道内では2022年11月に札幌市内で走行中の軽乗用車の左前輪が外れ、4歳の女の子にぶつかるなどタイヤの脱落事故が相次いでいます。警察は「タイヤを交換した時は、ナットの緩みを確認」「約100キロ走行した後に、増し締め」「定期的にナットの緩み状況を確認」「運転操作で違和感がある時は、運転をやめ、車両点検」するよう呼びかけています。


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