北海道で”タイヤ脱落”相次ぐ 小樽市と登別市で新たに2件 うち1台はトンネル内で動けなくなる…どちらも「左前輪」が外れる ケガ人なし 脱落前に異音も
北海道内で12月27日、乗用車からタイヤが脱落する事故が相次ぎ、警察がタイヤ交換後の点検などを呼びかけています。
12月27日午後3時ごろ、小樽市春香町の国道5号で、札幌から小樽方向へ走っていた乗用車の左前輪のタイヤが脱落しました。
張碓トンネルの手前50~100メートル付近で車から異音が発生し、トンネルへ入って50メートルほどで車を止めると、ほぼ同時にタイヤが脱落したということです。
ナットはすべて外れていました。
車には、運転手の40代男性のほか、妻と子どもが乗っていましたが、けがはなく巻き込まれた人もいませんでした。
警察によりますと、11月中旬ごろに男性が自分でタイヤ交換をしており、交換後の点検はしていなかったということです。
一方、登別市若草町4丁目の道道782号でも27日午後3時20分ごろ、乗用車のタイヤが脱落する事故がありました。
脱落したのは同じく左前輪で、外れたタイヤが付近の電柱に衝突。道路上に跳ね返りましたが、巻き込まれた人はいませんでした。
警察によりますと運転してた30代の女性は「前日に運転中、ゴリゴリと音が聞こえたが、氷だと思った」などと話しているということです。