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「ハンターになりたい!」若手の受験希望者が意外にも増加中…”ヒグマやエゾシカ”による被害が相次ぐ北海道 担い手不足の中 それぞれが目指すワケとは

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井戸さんの趣味は「アウトドア」と「料理」

井戸さんの趣味は「アウトドア」と「料理」

 大阪出身の井戸さんは、IT系の会社で営業職として働いていましたが、2023年6月に大阪から札幌へ転勤に。

 まだ北海道の冬を体験したことはありません。

 Q:今コート着てませんけど

 「寒いです」(井戸さん)

 「シンプルに大阪の時からコートを持ってなくて、こっち来てからダウンを買おうかなと思ったんですけど、なかなかいいものに巡り会えてなくて。靴をちょうど(2日前に)買って、全然滑らないんで驚いてます」(井戸さん)

 井戸さんの趣味は、釣りやキャンプなどのアウトドアと料理です。

 札幌に来てからは知人と小樽市でイカ釣りをして、自分で刺身にして食べ、北海道生活を堪能しています。

 料理も中華鍋でチャーハンやチンジャオロースを作るなど本格的で、自慢の調理器具も見せてくれました。

 「世界一肉がおいしく焼けるフライパンみたいなやつで結構分厚い鉄で美味しく肉が焼ける。やっぱり『鉄すごいな』と思っていつも使ってます。やっぱり自分でとった肉は食べてみたい思います」(井戸さん)

「害獣被害のニュース」がきっかけで…

「害獣被害のニュース」がきっかけで…

 そんな井戸さんがハンターを目指したのは、札幌へ来て1か月で見たニュースがきっかけでした。

 「害獣の被害がすごい増えてるっていうのを見て、ハンターが防除隊組んでいたり、銃で追い払ったりしてるのを見たのがきっかけ」

 2023年、北海道内のクマによる人身事故は12月7日までに8件、10人が死傷しています。

 またシカによる農作物などへの被害額は2022年度48億円あまりにのぼっています。

若者の受験者も増加

若者の受験者も増加

 動物の命と向き合うハンターの重要性を、井戸さんは感じています。

 「過度に増えた動物っていうのも間引きをしていかないと生態系も崩れてきますし、こういう被害もどんどん増えてきちゃうと思うので。抵抗はありながらも仕方ないかな」(井戸さん)

 社会に貢献したいという若者が増えることに猟友会は。