新型コロナワクチン接種後に死亡…函館市の40代女性 「国の救済制度」適用に 支給額約4400万円 ワクチンの種類は明らかにされず 北海道・函館市
新型コロナワクチンを接種後に死亡した北海道函館市の40代女性について、市はワクチンとの因果関係が否定できないとして、国の救済制度の適用を認定する方針であることが分かりました。
函館市によりますと、新型コロナワクチンの接種後に死亡した市内の40代女性の遺族が、市を通じて国の「予防接種健康被害救済制度」を申請し、厚生労働省が因果関係が否定できないと認定したということです。
市は死亡一時金と葬祭費など含めて約4400万円を支給する方針です。
死亡したのは2022年度で、ワクチンの種類は明らかにしていません。
函館市では、これまで通院などで国の救済制度が適用となった市民が複数人いるということですが、死亡での適用は初めてだということです。