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“貨物路線維持”へ JR北海道から経営分離される並行在来線「函館ー長万部」 維持には多額の費用も 札幌で有識者会議の初会合

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 北海道新幹線の札幌延伸に伴ってJR北海道から経営分離される並行在来線の函館ー長万部間。
 
 貨物路線の維持を考える有識者を交えた会議が札幌で初めて開かれました。

 有識者会議は道内外の学識者や農業、経済団体などのメンバーで構成するものです。
 

有識者会議

有識者会議

 函館ー長万部間をめぐっては、道内と本州を結ぶ鉄道貨物が通る唯一のルートで、廃止されると全国の物流に多大な影響を及ぼします。
 
 

道内と本州を結ぶ鉄道貨物が通る唯一のルート

道内と本州を結ぶ鉄道貨物が通る唯一のルート

 国交省と道、JR北海道、JR貨物が7月に開いた4者協議で、札幌延伸後も鉄道貨物を維持する方向で合意していました。
 
 一方で、路線の維持には線路の保有などに多額の費用が必要になります。
 
 有識者会議では、費用負担のあり方なども議論し、最終的な結論を2025年度中にまとめるとしています。