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【観光船沈没事故】乗客家族が運航会社と桂田社長を”提訴”へ...知床半島沖観光船沈没事故 2024年春にも慰謝料などの損害賠償求める

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引き揚げられるKAZU1(2022年5月)

引き揚げられるKAZU1(2022年5月)

 知床半島沖で観光船「KAZU1」が沈没し、乗員乗客20人が死亡した事故について、複数の乗客家族が来年の春にも運航会社と桂田精一社長を提訴する方針であることがわかりました。

 2022年4月、知床半島沖で観光船「KAZU1」が沈没し乗員乗客26人のうち20人が死亡、6人がいまだ行方不明となっています。

 事故を受け複数の乗客家族が、運航会社「知床遊覧船」と桂田精一社長に対し、慰謝料などの損害賠償を求める訴訟を、2024年春にも起こす方針であることがわかりました。

 弁護団によりますと、2023年9月に国の運輸安全委員会が公表した最終報告書で船体の不備が指摘されたことなどから提訴に踏み切ったということです。

 またこの事故については甲板員の遺族が国に賠償を求める裁判の初弁論が11月30日に東京地裁で開かれ、国側が請求棄却を求めています。