札幌の繁華街に新しい顔 全85店舗の複合商業施設「ココノ ススキノ」オープン…1500人の行列が “昼も眠らない街”に変身
11月30日、札幌市中央区の繁華街「ススキノ」に、複合商業施設「ココノ ススキノ」が開業しました。
オープン前から、この日を待っていた人たちが長い行列を作りました。
行列は地上だけではありません。地下の出入口にもできていました。
開業を待つ人の行列は最大約1500人に上りました。
「スーパーマーケットにカードを作りにきた。近くにスーパーがないので、ここが頼り」(行列に並んだ人)
「私が子どもの時は、ここは『ヨークマツザカヤ』だった。祖母がよく連れてきてくれたので感慨深い」(行列に並んだ人)
予定していた時刻を早めてオープン。「昼も眠らない街ススキノへ」がコンセプトですが、みなさんはどのように楽しんでいるのでしょうか。
地下鉄「すすきの駅」直結の入口を入ると、そこは待合広場。大勢の人が休憩しています。
「友達と待ち合わせをしている。コンセントがあるので、携帯電話などを充電するのに良い」(待合広場の利用者)
地下2階はスーパー「ダイイチ」です。前身の「ススキノラフィラ」の閉館以来、3年以上にわたって不便を強いられてきた人たちにとっては、待ちわびたスーパーの復活です。
「今まではスーパーがなかったので、地下鉄で福住や麻生地区まで行っていた。近いから、ここに来るようになると思う」(利用客)
「ここは『おはぎ』が超有名。普通は見えるところだけだけど、ここのは“あんこ”がぎっしり」(利用客)
地下1階は食料品フロア。昼からお酒などが楽しめます。
「この時間からお酒を飲めるのは新鮮な体験。休みを取っておいてよかった」(利用客)
大勢の人が訪れたオープン初日、迎えるスタッフもてんてこまいです。
「きょうはこれだけ多くのお客様に来ていただき、バタバタしながらも何とか無事に開業することができてほっとしています。走り回って靴底が取れてしまったので、今からテナントの靴店で購入してきます」(ココノ ススキノ 志村 敦史 支配人)