女性教師死亡…原因は「同僚男性教師」による”パワハラ”か…札幌市は第三者を加えて調査へ…不適切な言動による児童の不登校も
札幌市内の小学校で、特別支援学級を担当していた女性教師が5月に亡くなったことを受け、札幌市は、女性教師に対する男性教師からのパワーハラスメントの有無や、死亡との因果関係について調査する考えを示しました。
札幌市教育委員会によりますと、女性教師は同僚男性教師との人間関係から2019年にうつ病と診断されました。
21年度から男性とは別の学校に復職しましたが、今年5月に亡くなったということです。
この問題について女性教師の遺族は、男性教師からのパワハラを苦に自殺したと訴えていて、市教委に調べるよう求めていました。
札幌市の秋元市長は27日の定例会見で、第三者を加えて調査する考えを示しました。
この男性教師を巡っては、別の特別支援学級で、不適切な言動によって児童が不登校になったと保護者から相談が相次ぎ、市教委は体罰事故調査委員会を16日に立ち上げました。