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ヒグマに食われた…大千軒岳で見つかったクマの胃から“DNA型一致” 遺体で発見された函館市の男子大学生と特定 警察は登山中に襲われ命落としたとみる

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 北海道南部の福島町の大千軒岳で11月2日に発見されたクマの死骸に残っていた遺体の一部とみられるものは、警察のDNA型検査で、近くで遺体となって見つかった男子大学生と特定されました。

 函館市の北海道大学水産学部の屋名池奏人さん(22)は11月2日、大千軒岳で遺体となって発見され、その近くでは体長約1.3メートルのクマの死骸も見つかっていました。

クマの死骸の再調査(11月9日)

クマの死骸の再調査(11月9日)

 クマの胃からは遺体の一部とみられるものが見つかり、その後の警察のDNA型検査で屋名池さんと特定されました。

 屋名池さんの体には生前に負ったとみられる傷も確認されていて、警察は屋名池さんが登山中にクマに襲われ命を落としたとみています。

 このクマは別の男性グループも襲っていましたが、男性らがナイフで首などを切りつけ撃退していました。


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