「不正改造の疑い」と国交相 8月車検合格後に改造か タイヤ脱輪事故から1週間 4歳女児は重体続く 運転手は「事故前にハンドルのブレ」
国交省によりますと事故当時の写真を確認したところ、8月24日の車検合格時にはなかった大きなタイヤが車体をはみ出すように装着されていたということです。
警察の調べに若本容疑者は…
「事故前にハンドルのブレを感じていた。車に違和感があった」(若本容疑者)
軽乗用車は車検合格後に改造されたものなのでしょうか。
一方、事故の15分ほど前には、現場近くの住宅敷地内で事故を起こした軽乗用車と同じナンバーの車が不審に旋回したり、運転手がタイヤ周りを確認する様子が映像に残されています。
交通事故に詳しい専門家は…
「あそこの段階でおかしいなって気づいてるはず。右にハンドルを切ると衝撃や、おかしいというのはあったと思う。空き地に入ってわざわざ右にカーブをする状況を作り出して確認をして、やっぱりおかしいなってのぞいたと思う。のぞき込むだけじゃなくて、その時にホイールナットをちょっと触ってくれれば、外れそうになっているというのはわかったはず」(交通事故鑑定人 澁澤 敬造さん)
警察によりますとタイヤを固定していたナット5個全てが外れ、周辺で見つかっていたことがわかっています。
警察は改造した人物が誰なのか、また改造と事故との因果関係などを慎重に調べています。