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北海道千歳川の”サケ捕獲”今年も好調…夏場の高水温の影響を払拭 10月に入り回復 過去135年間で最も多かった2022年には及ばないものの 平年上回る

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過去最多の去年には及ばないものの平年上回る捕獲数

過去最多の去年には及ばないものの平年上回る捕獲数

 千歳市の千歳水族館によりますと、2023年も秋サケの遡上は好調で、11月までに平年を上回る捕獲数を記録しています。

 千歳川でのサケの捕獲数は、2022年は58万7475匹と、135年の歴史で最も多い数を記録しました。当時、千歳川には「サケがウジャウジャいる」と話題にもなりました。

 2023年も、前年には及ばないものの、平年を上回る捕獲数を維持しています。

 9月は夏場の高温の影響で4万8571匹と、2022年(8万6776匹)の56%、過去10年平均(5万1587匹)の94%にとどまりましたが、10月に入り水温が下がり回復。

川に

川に"ウジャウジャ" 現れたサケ(2022年)

 10月は25万3717匹となり、過去最多2022年(43万7947匹)の約58%だったものの、過去10年平均(20万421匹)の126%まで増えました。

 ピークとなる10月を過ぎても好調が続き、11月も16日までに31万1649匹と、既に平年の127%に達しています。

 2023年は日本海側のサケは1割程度減るとの予想もありましたが、過去最多となった2022年からの増加傾向は続いているということです。

 稚魚が放流された3~5年前の周辺海域の生育環境が良かったことが好調の理由だということです。