運転手不足によるバスの減便が相次ぐなか、札幌市は路線バスの運賃を値上げする方針を明らかにしました。
札幌市は現在、1区210円、2区240円とする路線バスの「均一運賃」について、地元の同意があれば値上げできる「協議運賃」として、改定する方針を11月7日明らかにしました。
「協議運賃」とは住民生活に必要な路線確保のため、国の認可を受けず自治体や事業者利用者代表などの協議により、運賃を改定できるものです。
運転手不足でバスの減便が相次ぐ中、事業者の収支改善を促し、運転手の確保につなげ路線を維持したい考えです。
今後、専門部会を開き2024年1月下旬にも改定の時期や値上げ幅を決める方針です。