【なぜ人を襲った?】男子大学生を襲い消防隊員も襲撃か…遺体発見現場の近くで見つかったヒグマの死骸を徹底調査へ 傷の状態や体長・年齢など調べる
北海道南部の福島町でクマに襲われたとみられる大学生の遺体が見つかった事を受けて11月9日に現地調査が行われる予定です。
福島町の大千軒岳では11月2日、登山に出掛けた函館市の男子大学生が遺体で発見され、近くでクマの死骸も見つかりました。
大学生の遺体は激しい損傷を受けていて、クマに襲われたと見られています。
関係者によりますと、このクマは大学生を襲ったあと、消防隊員3人を襲撃し、ナイフで反撃され死んだ可能性がありますが、死骸は現場に残されており詳しいことはわかっていません。
このため警察や道のヒグマ対策室、道立総合研究機構の調査員など約15人が、9日朝から現地に入り死骸の傷の状態や体長、年齢などを詳しく調べ、人を襲うに至った状況などを検証する予定です。