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”最後に残った地場のデパート”1月に閉店した「藤丸」 2年後の再建を目指し地元特産品のギフトを復活 11月3日からお歳暮販売を再開 北海道帯広市

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 2023年1月に閉店し、2年後の再建を目指す北海道帯広市の百貨店「藤丸」が、11月3日からお歳暮の販売を再開することになりました。

 お歳暮は、地元の商品を詰め合わせた「とかち小箱」をメインに地元の菓子メーカーや牧場など14社の51商品です。中でも旧藤丸時代に一番人気だったという「とかち小箱」は、六花亭や柳月の菓子などが入ったスイーツセットと、スープやパスタなどのミックスセットの2種類で、慣れ親しんだ藤丸の包装紙のデザインの箱が使われます。

 

慣れ親しんだ藤丸包装紙デザイン

慣れ親しんだ藤丸包装紙デザイン

 「(再開は)いくら急いでも2年後、もしかしたら3年後になる。その間、藤丸の灯を消さない取り組みが必要。今回のお歳暮販売はその取り組みの大きな一つになる」(新会社藤丸 村松一樹社長)

 販売は通販サイトに加え、道東30か所のヤマト運輸の営業所などで11月3日から受け付けます。お歳暮の販売再開に市民は…

 「北海道で唯一最後に残った地場のデパートですから。地域住民として応援していきたいと思います(帯広市民)

 「助かりますね。お歳暮を買えるところが少なくなっているので利用したいと思います」(帯広市民)

 店舗再開を前にまずはお歳暮で旧藤丸時代と同じ1500セットの販売を目指します。