札幌市電が冬支度 “ササラ”の取り付け作業始まる 「どんな状況でも常に構えて、市電を止めないように…」と運転士
札幌の市電が早くも冬に向けて準備です。
除雪のためのササラの取り付け作業が10月8日から始まりました。
札幌・中央区の電車事業所では午前9時から市電の除雪車にササラを取り付ける作業が行われました。
ササラは竹を束ねたブラシで、長さ28.5センチにそろえたものを車両の前後にそれぞれ400束ずつ取り付けます。
10月中には除雪車4両にササラが取り付けられる予定です。
「(雪の)どんな状況がきても対応できるように常に構えて、市電を止めないように頑張りたいと思います」 (市電の運転士 渡辺康人さん)
ササラ電車は10センチ以上の降雪が見込まれるときに出動します。
2022年は12月1日が初めての出動でした。