旭岳が初冠雪 気になる燃料費…1リットル当たり127円 2週連続の値下がりも高止まり続く さらなる値下がり期待
北海道内では10月4日、旭岳で初冠雪となるなど冬が着実に近づいて来ています。
そんな中、気になるのは高騰している灯油の価格。今週は下がっているのでしょうか。
山頂付近を覆う雪。北海道内最高峰の大雪山系・旭岳では10月4日、初冠雪となりました。
尾根には冬の装備に身を包み登山する人の姿もみられました。
旭岳の初冠雪は平年より9日遅い観測です。
初雪前線は山からスタートし、例年、半月から1か月ほどで、麓でも雪の季節を迎えます。
札幌の円山公園では、木々が色づき始め長袖や上着を羽織る人もいます。
札幌でも朝晩の気温が下がってきていて紅葉が進んでいます。
公園を散歩する人の足元には落ち葉が広がり始めています。
「急に気温が下がってきて」(札幌市民)
「朝と昼の寒暖差が激しいので、一枚多めに羽織り物を持ったりしています」(札幌市民)
「夏物の布団の衣替えをしてきました」(札幌市民)
寒くなると気になるのは灯油の価格です。
10月4日、発表された北海道内の灯油配達価格です。
1リットル当たり127円で、2週連続の値下がりとなりましたが、大きく下がってはいません。
今後、政府の補助金の効果でさらに安くなるとみられますが、現在は高止まりが続いています。
一方、北海道内のレギュラーガソリンの平均価格は1リットル当たり172.5円で4週連続の下落となりました。
本格的な冬に向けてさらなる値下がりが期待されます。