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今週末で札幌駅バスターミナル一時閉鎖へ バスの利用方法はどう変わる?停留所探すのに一苦労の声も…

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 JR札幌駅周辺の再開発に伴ない、今週いっぱいで札幌駅バスターミナルが一時閉鎖となります。

 バスの利用方法はどのように変わるのか、調べてきました。

 1978年9月に開業した「札幌駅バスターミナル」。

 JR札幌駅周辺の再開発に伴い、9月30日をもって一時閉鎖されます。

 北海道内各地を結ぶ高速バスや札幌市内の路線バスの停留所は、これまでは1か所に集約されていました。

 しかし10月1日からはその多くが札幌駅周辺に分散されます。

 利用開始を前に不安を覚え、こんな行動をとる人も…

停留所を確認しに来た女性

停留所を確認しに来た女性

  「洞爺湖行のバス停を探しているが…まだ10月1日から運行だがバス停だけ探しておこうと思ったんだけど見つからなくて…」(女性)

 こちらの女性は、利用する路線の停留所がどこに変わったのかを確認しに来ていました。

 「わかりづらい、大変!余りにも今まで慣れすぎていた。札幌駅から出るものだと思っていた」(女性)

 分散された停留所の中から自分が使う停留所を見つけるだけでも一苦労のようです。

 「この通りを行けばいいんですか?」(女性)

 利用客への周知が課題の1つとなりそうです。

これまでと違う「屋外」

これまでと違う「屋外」

 さらに、これまでと大きく変わるのは停留所が「屋外」になることです。

 「一番冬が気がかり。吹雪く時や(バスが)遅れてくるときもある。そういう時、寒さに耐えて待たなきゃいけない」(利用客)

 札幌市によりますと、雨や雪が入り込むなどの状況を想定し、転倒を防止する滑り止めをつけたほか、屋根を設置するなどし対策したといいます。

 「乗り場に屋根を付ける、暴風版を設置する、そういうことで風雪をしのげるようにした」(札幌市まちづくり政策局の担当者)

 新しい停留所の利用開始は10月1日から。

 市は、新たに乗り場の地図を作成し、リーフレットやQRコードで案内できるよう準備を進めています。