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あの “OSO18” も… 北海道のヒグマ 2023年 “出没” 2667件 すでに去年を上回る 過去5年で過去最多に

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2023年7月に駆除されたOSO18(提供 釧路総合振興局)

2023年7月に駆除されたOSO18(提供 釧路総合振興局)

 クマの目撃が相次いでいる北海道。

 2023年の出没情報の件数が、すでに過去5年で最多となったことが分かりました。

 北海道警によりますと、2023年のクマの出没情報は9月17日時点で2667件(速報値)。

 過去5年で最も多かった2022年の2240件を400件以上も上回り、過去最多となりました。

 北海道内では2023年2月に函館市内の山で木の剪定をしていた男性作業員(69)や、4月に厚岸町で犬の散歩をしていた女性がクマに襲われケガをしたほか、5月には幌加内町・朱鞠内湖で釣り客の男性(54)がクマに襲われ死亡する事故が発生しています。

 また松前町では9月に入り、住宅街などでクマの出没が相次ぎ、警察や町が警戒を強めています。

朱鞠内湖畔で男性を襲った3歳の雄クマ(提供:北海道上川総合振興局)

朱鞠内湖畔で男性を襲った3歳の雄クマ(提供:北海道上川総合振興局)

 クマによる人身事故は春だけでなく秋にも多いことから、北海道では9月2日~10月31日までを「秋のヒグマ注意特別期間」として、食べ物やごみを必ず持ち帰ることや1人では野山に入らないことなどを呼びかけています。

 〈クマの出没情報〉※北海道警まとめ
2019年:1825件
2020年:1816件
2021年:2197件
2022年:2240件
2023年(~9月17日現在):2667件(速報値)


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