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知床は “ゴミ” を「カラス」ではなく「クマ」があさる? 被害相次ぐ エサ求め人里か 「回収日まで屋内で保管を…」

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【クマがごみをあさった現場 9月 提供:羅臼町】

【クマがごみをあさった現場 9月 提供:羅臼町】

 北海道知床半島の羅臼町で、クマが生ゴミなどをあさる被害が相次いでいて、町は注意を呼び掛けています。

 羅臼町によりますと、9月2日未明に住宅裏の倉庫のガラスが割られ、内部にクマのものとみられる足跡が見つかりました。

 その後、9~13日にかけては、ごみステーションの金網が破られたほか、ごみを入れていた冷凍庫内が荒らされたり、体長1.5メートルほどのクマが水産加工施設の中で、魚が入っている袋をあさる姿が目撃されました。

【クマがごみをあさった現場 9月 提供:羅臼町】

【クマがごみをあさった現場 9月 提供:羅臼町】

 羅臼町は「2023年はマスの遡上が少なくハイマツの実やドングリも不作で、クマがエサを求め人里に近づいている可能性がある」としています。

 町は、クマの誘わないために生ごみは屋内で保管し、ごみの回収日まで外に出さないなどの対策を徹底するよう呼びかけています。