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「ガリガリ」5メートル先にクマが…複数頭が集結か?住宅街で出没相次ぐ 山のクルミやドングリ不作が影響か 北海道松前町

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クマが目撃され、警戒を呼びかけている北海道警松前署

クマが目撃され、警戒を呼びかけている北海道警松前署

 9月に入り観光名所「松前城」付近の住宅街で、クマの目撃が相次いでいる北海道松前町で9月14日午後にもクマが目撃され、警察や町が警戒を強めています。

 警察によりますと9月14日午後6時過ぎ、松前町豊岡で家にいた女性が「ガリガリ」という音を聞き、窓の外を見たところ、約5メートル先の木の付近で、木の実のようなものを食べているクマを目撃し、通報しました。

 目撃されたクマは体長約1メートルで、この日はほかにもう1件の目撃情報があったということです。

 町内では9月に入り、体長1.5メートルほどの個体や2メートルほどの個体など、複数のクマの出没情報があり、2023年の目撃情報は異例の多さだとしています。

 付近住民から警察が聞いたところ、2023年はエサとなる木の実が山林で不作となっており、人里のクルミやドングリを目当てに、住宅が密集する地域まで下りて来ているのではないかということです。

 警察と町はパトロールを行うなど警戒を強めています。