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【速報】秋の訪れ告げる"サンマ"初水揚げ 1隻約500キロ…北海道・厚岸町 漁ふるわず 太平洋1000キロ以上先の公海で

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水揚げされたサンマ 厚岸漁港 8月18日撮影

水揚げされたサンマ 厚岸漁港 8月18日撮影

 記録的不漁が続くサンマが8月18日、北海道東部の厚岸町で初水揚げされました。

 厚岸町の厚岸漁港では18日午後10時ごろ、太平洋の公海で棒受け網漁をした小型サンマ漁船1隻が戻り、約500キロのサンマを水揚げしました。

 初水揚げとしては、2022年の根室市の花咲港の1隻260キロよりは多いですが、例年と比べて少ないということです。

 漁師は「漁場が遠く、話にならない。魚体も小さい」と話していました。

 水産研究・教育機構の調査によりますと、日本近海のサンマの資源量は約94万トンと推定され、2022年よりも20パーセントほど少なく来遊量は「低水準」が予測されています。

 厚岸漁港では、この後19日未明にかけて2隻が水揚げする予定です。