"開校3年目で初"の学園祭に活気と喜びの声…血圧・視力測定&機器操作も体験 「医療に興味持って」
学校法人「滋慶学園」(東京)が運営する同校は、2021年4月に新札幌地区の再開発にあわせ開校。同学園が運営する恵庭市の北海道ハイテクノロジー専門学校から「看護」「歯科衛生士」「視能訓練士」「臨床工学技士」の4学科が移転し、現在約600人の学生が通っています。
開校以来、学園祭は計画したもののコロナ禍で断念する状況が続いていて、3年目にして初の開催にこぎつけました。
また、医療機器の管理や人工透析などの業務に対応する臨床工学技士の扱う機器の操作体験コーナーもあり、AED(自動体外式除細動器)と胸骨圧迫を体験した江別市の7歳の女の子は、「リズムにあわせてできた。学校にもAEDがあるので今後は気になりそう」。30代の母親は「医療機器はどんどん新しくなるので常に勉強が必要な職業だとわかった。医療の分野がどんな仕事なのか。子どもの視野を広げる機会になったのではないか」と話しました。
会場には姉妹校から鍼灸師学科の学生による耳つぼマッサージやヘアメイク体験、焼き菓子の販売などに加え、新札幌エリアの企業による健康チェック、浴衣の試着会などのブースも出展。医療系への進学を目指す高校生や周辺住民も詰めかけ賑わいました。