釣りをしていた男性に背後から近づくヒグマ…持っていた「釣り竿」で抵抗し撃退！…釣り人がクマに襲われ死亡したばかりの北海道

クマに遭遇した男性から通報を受けた北海道警富良野署

　6月6日、北海道上川地方の占冠村で、釣りをしていた男性がクマと遭遇。男性は持っていた釣り竿でクマを叩くなどして撃退し、からくも無事でした。

　6日朝、占冠村の国道274号のニセイパオマナイ川に架かる名石橋の近くで、60代の男性が釣りをしていたところ、突然、背後に体長1メートルほどのクマ1頭が現れました。

　クマは逃げずに男性に近づいてきたため、男性は持っていた釣り竿でクマを叩きました。

　釣り竿は衝撃で折れましたが、クマは川沿いに逃げていったということです。

　男性にケガは無く、その後自ら110番通報しました。

　男性が釣りをしていた場所は、ヤマメやイワナなどが釣れるポイントだったということです。

　北海道内では5月、幌加内町の朱鞠内湖で釣り人の50代男性がクマに襲われ死亡する事故が起きたばかりでした。