列車とシカの衝突 2022年度は3000件近くに…クマとの衝突も40件以上 JR北海道が発表 木を伐採や防護柵設置で対策

線路上に現れたシカの群れ(提供:JR北海道)
JR北海道は6月6日、2022年度に起きた列車とシカとの衝突件数が2881件だったと発表しました。
衝突件数は、国鉄を分割民営化した1987年度以来過去最多で、36年間で約125倍に増加しました。
シカの生息数が70万頭ほどに増えていることも影響しているとみられています。
■ 列車とシカの衝突件数
1987年度:23件
1988年度:102件
1989年度:122件
1990年度:187件
1991年度:179件
1992年度:250件
1991年度:179件
1992年度:250件
1993年度:281件
1994年度:282件
1995年度:502件
1996年度:468件
1997年度:632件
1998年度:755件
1999年度:607件
2000年度:684件
2001年度:722件
2002年度:718件
2003年度:850件
2004年度:1018件
2005年度:1226件
2006年度:1272件
2007年度:1345件
2008年度:1652件
2009年度:1851件
2010年度:1681件
2011年度:2107件
2012年度:2377件
2013年度:2082件
2014年度:1901件
2015年度:1961件
2016年度:1777件
2017年度:1747件
2018年度:1860件
2019年度:1783件
2020年度:2413件
2021年度:2632件
2022年度:2881件
さらにクマとの衝突件数も、2020年度に初めて40件を超えて以降、高止まりしています。
2021年度は46件で過去最多でしたが、2022年度は45件とほぼ同じ数字でした。