脱マスクで「口呼吸」…感染症のリスク増加 悪い"マスク習慣"が体調不良やたるみの原因に 正しい呼吸がリスク低下に
新型コロナの5類引き下げからまもなく1か月。
北海道もようやく初夏を感じる陽気となり、「マスク」を外して過ごしている方も多いのではないでしょうか?
実はこの「脱マスク」、思わぬ病気のリスクを高めてしまう恐れがあるんです。

長かったマスク生活で口呼吸が定着か
各地で夏のような暑さとなった先週の北海道。
札幌市民:「最近暑いから(マスク)外したら、喉痛くなったり」
札幌市民:「ほうれい線が濃くなったような気がする」
とも耳鼻科クリニック 新谷 朋子 院長:「外した時に初めて自分が口呼吸しているのがわかる。口で呼吸していると、口周りが緩むので」
長かったマスク生活で口呼吸になっていませんか?
マスクを外す場面が増える暑い季節。
この口呼吸で、思わぬ病気のリスクが高まる恐れがあるんです。

「脱マスク」で初めて気づいた相談に訪れる人も
北海道にもようやく夏のような暑さがやってきた先週。
札幌市・中央区の大通公園では、マスクを外す人の姿が多く見られました。
解放感の一方で、久しぶりの「脱マスク」で不調や自身の変化に気づく人も少なくないようです。
札幌市民:「最近暑いから(マスク)外したら、喉痛くなったりして、(マスク)外しているとダイレクトに(喉に)来るなと思う」
札幌市民:「(マスクの下)無防備になっていたと思う。表情も。口元が緩んでいるような」
札幌市民:「(マスク)外したての頃は違和感があった。(口元)たるみというか緩んでいた感じ」
札幌市民:「口乾燥したりして、(口が)ぽかんと開いてたことあったなと。口開いてたな、口呼吸してたなって気づいた」
マスク生活で口元を意識せずに過ごした影響は様々です。
札幌市・中央区のこちらの耳鼻科では、「脱マスク」で初めて気づいた口元のゆるみや口呼吸などの相談に訪れる人がいるといいます。
とも耳鼻科クリニック 新谷 朋子 院長:「(マスク着用は)鼻で呼吸するのが苦しくて口が開いていることが多い。外した時に初めて自分が口呼吸しているのがわかったり、口で呼吸していると、口周りが緩むので、女性だとほうれい線が気になる」