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女子高生“バッティングケージ”下敷き事故 今も意識不明に…「日本のどこでも起こりうる」 学校での事故を防ぐためには

事件・事故 社会 友だち追加

 5月6日、北海道札幌市の「札幌新陽高校」で、部活動中の女子生徒がバッティングケージの下敷きになる事故がありました。同じような事故を防ぐためには何が必要なのでしょうか?

 5月6日、「札幌新陽高校」の女子硬式野球部の生徒がバッティングケージの下敷きとなり重体となった事故。生徒は今も意識不明のままです。(5月26日午前10時現在)

ケージの下敷きに…女子生徒が重体

当時、生徒5人でケージを運んでいましたが、車輪がぬかるみにはまりバランスを崩した可能性が指摘されています。

 北海道民:「大人が近くにいてほしい。何かあったらすぐ対応できるように」

 北海道民:「女子部員にはバッティングケージは重いと思うので、人数を増やして運んだ方がいい」

 学校での安全対策に詳しい専門家は、今回の事故をどのように見ているのでしょうか。

 大阪教育大学 藤田 大輔 教授:「移動型のゴールポストや遊具などを運ぶ際の事故は、少なからず発生していた。移動する際には人数を多くすることと、大勢で声を出してタイミングを合わせる運び方をするべき」

学校での事故…どう防ぐ?

 バッティングケージを使って練習している他の高校では、どのような対策を取っているのでしょうか。札幌市北区の「札幌創成高校」の硬式野球部を訪ねました。

 札幌創成高校 硬式野球部 戸出 直樹 監督:「バッティングケージは重いので、4人1組で『せーの』とかけ声を出し、ケージの車輪の向きを整えてから運んでいる」

車輪の向きを揃えてから移動…バランスを調整

 車輪の向きをそろえてから移動させることで、バランスを崩しにくくしているといいます。また、生徒が4人1組となり、かけ声を出してタイミングをあわせます。さらに…。

 札幌創成高校 硬式野球部 戸出 直樹 監督:「雨でグラウンドがぬかるんでいる場合などは、バッティングケージを使わない練習に切り替えることも」

 移動が難しい場合にはバッティングケージを使わない練習をするなど、内容を変更しています。子どもたちを指導する大人の認識が重要です。

天候に合わせて練習内容を変更

 大阪教育大学 藤田 大輔 教授:「事故は日本のどこの学校でも起こりうること。よその学校で起こったことととらえるのではなく、自分の学校は大丈夫かという視点で指導にあたり、道具の利用を考える必要がある」

 生徒や児童が安心してスポーツに打ち込めるよう、細心の注意と対策が必要です。