「倒れたケージ 使うのは初めてだった」女子高校生 "バッティングケージ"の下敷きになり重体…事故から6日後 学校側が会見
5月6日野球部の練習中に移動式バッティングケージの下敷きなった女子生徒1人が重体となり、学校側が5月12日経緯について会見しました。
札幌新陽高校 赤司 展子 校長:「生徒とそのご家族に、謹んでお詫び申し上げたい。誠に申し訳ございません」
5月12日午後、会見を開いた札幌新陽高校。
石川 広大 記者:「こちらが事故があったバッティングケージです。実際に押してみると男性一人だと動かせないくらいの重さです」
重体となった女子生徒が所属していたのは女子硬式野球部。
女子生徒は5月6日、札幌市内のグラウンドで部活中に移動式バッティングケージをほかの生徒と一緒に運んでいたところバッティングケージが倒れ、下敷きとなりました。

バッティングケージの下敷きに…女子生徒が重体
この知らせにほかの生徒たちに動揺が。
同じ学校に通う生徒:「5月11日夜に学校側からメールがきて事故を知った。すごいショック。明るい人で仲良くしてもらっている」

なぜ事故は起きてしまったのか
事故当日、女子生徒を含む部員15人に対して顧問3人、トレーナー2人の少なくとも大人5人がその場に立ち会っていたといいます。
なぜ事故は起きたのでしょうか。
札幌新陽高校 赤司 展子 校長:「札幌大学のグラウンドを借りるのは、女子硬式野球部としては初めて。倒れたケージは初めて使った」

初めて使う"グラウンド"だった…
使い慣れない道具による今回の事故。
学校は調査委員会を設置し、事故原因を調べています。