【最高裁】KKR札幌医療センターの調剤薬局の設置をめぐる入札妨害事件_企画競争は「客観的かつ公平に優劣を比較可能」と二審判決を破棄…受注した元社長の裁判は差し戻し〈北海道札幌市〉
KKR札幌医療センターの調剤薬局の設置をめぐり、調剤薬局の経営を行うアインファーマシーズの元社長と元取締役が公契約関係競売入札妨害の罪に問われていた上告審で、最高裁は2人に無罪を言い渡した二審判決を破棄しました。
公契約関係競売等妨害の罪に問われていたのは、調剤薬局の経営を行うアインファーマシーズの元社長の酒井雅人被告と元取締役の新山典義被告です。
2人は2020年KKR札幌医療センターの調剤薬局の設置をめぐり、KKR札幌医療センターの元事務部長から、入札の前提となる「企画競争」で他の事業者に関する情報提供など、便宜を受けて薬局事業を受注した罪に問われていました。
2人は一審で、企画競争が「入札で契約を締結するためのもの」にあたるとして、それぞれ懲役6か月執行猶予2年の判決を受けていました。
その後札幌高裁で開かれた二審では、企画競争が「入札で契約を締結するためのもの」にあたらないとして、2人に無罪を言い渡されていました。
最高裁は9月28日、企画競争を「客観的かつ公平に優劣を比較することが可能な性質なもの」として、競争入札の実質があると判断。二審の無罪判決を破棄し、酒井被告の裁判を札幌高裁に差し戻しました。
また、新山被告については、控訴を棄却し一審の懲役6か月執行猶予2年の判決を支持しました。
















