「小樽愛」がすべての始まり。地域とつながるサウナから、北海道発のブランドを目指して 「Otaru arch」橋本喜生子さん
食とクラフトジンを展開。すべては「小樽の魅力」発信のために
――サウナ以外にも事業を展開されていますが、どのような想いがありますか。
「小樽の特産品を味わえる店を運営しています。小樽は寿司などの生ものが有名ですが、温かいものも提供したいという思いから、小樽のホタテ『おタテ』を使った『おタテチャウダー』を開発しました。また、ただのソフトクリームでは面白くないと考え、小樽の特産物を使ったソフトクリーム店もオープンしました。すべての事業の始まりには、小樽愛があります」
――クラフトジンも作られたそうですね。
「はい。小樽初のクラフトジンを開発しました。もともとサウナで、地元で採れたハーブを蒸留した香りを使ってロウリュを行っています。その香りをグラスに落とし込みたいと考え、製作する方にアウフグースを受けてもらうことから始めました。まずは五感で感じてほしいという私の想いを伝え、小樽の植物を四つ使い、合計29種類のボタニカルを配合したジンが完成しました。お土産として販売し、ご家庭でも小樽の風や香りを感じてほしいと思っています」
大学院での挑戦。北海道から「ブランド」を創り出す未来
――BOSS(経営者)として大切にしている軸を教えてください。
「始まりはすべて小樽愛であり、その軸は絶対にブレないということです。いろいろな事業を展開していますが、原点はすべて小樽を盛り上げたい、小樽市民にもっと誇りに思ってほしいという想いです。この想いはスタッフにも伝わっており、この軸がブレないからこそ、言葉や目指すゴールもブレることはないと思っています」
――事業の最終目標は何ですか。
「最終目標は、北海道のエルメスのようなブランドを作ることです。現在大学院に通い、経営やマーケティングを本格的に勉強しています。ブランドを作ることは一番手を出していけない分野だと教授にも言われますが、誰かがゼロから始めなければなりません。北海道を代表するブランドを創り上げることで、小樽の価値ももっともっと上がるのではないかなと考えています」
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