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【十勝岳】噴火警戒レベル12年ぶりに「2」へ引き上げ―火口周辺1.5km立ち入り規制…登山道閉鎖も“火山ガス”増加で専門家が注意喚起 〈北海道〉

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UHB 北海道文化放送

 夏の登山シーズンを前に、6月18日、十勝岳の噴火警戒レベルが「2」に引き上げられました。


 私たちはどんなことに注意をするといいのでしょうか。

6月18日の十勝岳

6月18日の十勝岳

 観光客に人気の美瑛町の青い池。


 まもなく開花を迎える上富良野町のラベンダー。

 その美瑛町・上富良野町の東側にそびえるのが十勝岳です。

札幌管区気象台 高橋裕二火山対策調整官

札幌管区気象台 高橋裕二火山対策調整官

 18日、気象台は、十勝岳で火山活動が活発になっているとして、12年ぶりに噴火警戒レベルを「1」から「2」に引き上げました。


 「火山活動が高まっていて火口から約1.5キロの範囲に影響を及ぼす噴火が発生する可能性があります」(札幌管区気象台 高橋裕二火山対策調整官)

火口から半径1.5キロは立ち入りに規制が

火口から半径1.5キロは立ち入りに規制が

 十勝岳では、3日後に山開きを迎えますが、火口から半径1.5キロは立ち入りが規制されます。


 十勝岳の登山道がある美瑛町と上富良野町、十勝の新得町では、登山道を一部閉鎖し、注意を呼びかける看板を設置しました。

 レベル2に上がったことを知らずに訪れた登山者は…

 「山頂いけないんですかね」

 「噴煙がすごいですからね、車で移動してきても臭いが」(ともに群馬県からの登山者)

十勝岳の噴火(1988年~1989年)

十勝岳の噴火(1988年~1989年)

 約30年の周期で噴火を繰り返してきた十勝岳。


 北海道大学の青山教授は、十勝岳で特に、火山ガスの量が増えていることを懸念しています。

北大地震火山研究観測センター 青山裕教授

北大地震火山研究観測センター 青山裕教授

 「十勝岳は4月下旬から非常に火山ガスを多く出す状態が続いています。1日に1000トンを超える二酸化硫黄が出ていて、非常に刺激臭が強く、体にもよろしくない。火口周辺の熱活動というのも高い状態が続いていますので全体的に見ると活発化の方向にあると考えています」(北大地震火山研究観測センター 青山裕教授)

1日に1000トンを超える二酸化硫黄が出ている(6月2日の様子)

1日に1000トンを超える二酸化硫黄が出ている(6月2日の様子)

 今回は、住宅地や観光名所・温泉地には影響はありませんが、今後、注意すべき事は…?


 「山の状態に注意を払っていただきながら、改めて、避難経路だったり、緊急時の対応をおさらいをしといていただくというのが住民の方には良い」(青山教授)



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