【人材不足解消へ_バス運転手を「レンタル移籍」】”繁忙期”の北海道に来たのは”閑散期”の広島の運転手_観光地へのバス増便が可能となり早くもハッキリとした効果が…〈北海道〉
2024年には札幌市内でこんな光景が見られました。
「満員ですので次の便をご利用ください」(バス運転手)
「もう乗れないって」(地元の住民)
札幌駅と定山渓温泉を結ぶ便が観光客で大混雑。
運転手不足で増便ができず、地元の住民がバスに乗車できない「乗り残し」が発生していたのです。
2025年12月から観光客向けの便を増やすことなどで「乗り残し」はほぼなくなったということです。
しかしバスの業界では運転手不足が改善されないままです。
「最近では288人の運転手がいるが、コロナ前だと約370人いた」(道南バス 高本克彦さん)
胆振・日高方面を中心に運行する道南バスは、ここ5年ほどで運転手が100人近く減りました。
北海道全体ではピーク時の約8000人に比べ、2700人ほど少なくなっています。
「(コロナ前は)9便、9便で(往復)18便。それが8便。半分以下に。(運転手が)乗れる範囲、輸送できる分の客しか対応できていない」(高本さん)
こうした中、道南バスで2025年12月、2人の運転手が辞令を受け取りました。
「北海道に来るのが初めて。飛行機に乗れるかどうかがまず心配で、やっとこさ北海道に来た」(浜田浩明さん)
広島県のバス会社で貸し切りバスの運転手をしている浜田浩明さんです。
同僚とともに冬の間だけ、北海道でハンドルを握ります。
「人が足りないところで自分たちの地域は人が余ってる状況であれば、こういう仕組みを活用してバス運転をしてみたいと思う」(浜田さん)





















