新千歳空港の駐車料金“3倍値上げ”から2か月…周辺の民間駐車場に"異変"が―混雑必至の年末年始 お得に利用する裏ワザとは<北海道>
■深刻なのが、これからの年末年始
しかし、民間駐車場にはある異変が。空港とは対照的に、軒並み満車状態となっていました。
最安値をうたう駐車場では、1日600円からの料金で営業しています。
「(空港駐車場が)値上げのタイミングから利用者がどんどん増え、毎週末は常に満車に。以前は洗車サービスにも対応していたが、追いつかなく希望通り作業できない」(ちょいおきパーキング 竹井徹店長)
空港の駐車場の値上げにより、利用客が周辺の民間駐車場に流れ、特に週末は満車の状態が続いているというのです。
さらに深刻なのが、これからの年末年始です。
「年末年始、12月29日から1月3日くらいまでは既に満車。空港周辺の駐車場に停めたい人は余裕を持って探した方がいい」(竹井店長)
空港を利用する機会が増える年末年始。比較的料金が安い民間駐車場は大混雑の予想です。
では年末年始に空港を利用する場合、どうすればお得に駐車できるのでしょうか。
たとえば4人家族で4日間駐車する場合、新千歳空港の駐車場では繁忙期料金で1日4500円、4日分で1万8000円かかります。
これを約4分の1に抑える「お得な利用法」があります。JRとコインパーキングを組み合わせ、空港の1駅から2駅手前で駐車し、電車で空港に向かう方法です。
「Dパーキング南千歳駅前第1」は1日800円で、4日分にJR運賃を加えても4560円。
「タイムズ千歳駅前」も、Kitacaを利用すると割り引きが利き、4580円で済みます。
また、予約なしでも確実に停められる方法もあります。
大川原パーキングでは月極スペースを8800円から提供しています。2か月以上の利用が条件ですが、現在空きがあるとのことで年末年始の混雑を回避できます。
これから新千歳空港を利用する予定がある方は、駐車場の空き状況をこまめにチェックし、公共交通機関の活用も検討してみてはいかがでしょうか。


















