【なぜエンジン止まった?】15~16日も8便欠航決定で約270人に影響…札幌発のプロペラ機が函館空港に”緊急着陸”したトラブルから2日_14日から運輸安全委員会の調査も_北海道函館市
12月11日午後0時30分ごろ、札幌市東区の丘珠空港を出て、秋田空港に向かっていたプロペラ機の右側のエンジンが止まり、約1時間後に函館市の函館空港に"緊急着陸"したトラブルで、運航する北海道エアシステム(HAC)は13日、原因調査に時間がかかり、運輸安全委員会による調査も入ることから、15~16日の計8便を欠航すると発表しました。
HACによりますと、これまでの調査でエンジン外部に損傷はなく、現在はエンジン内部の内視鏡検査を実施中です。
また、国土交通省によりますと、左側のエンジンも推力が一時的に低下していたことも判明。
大きな事故につながるおそれがあったとして、重大インシデントに認定しています。運輸安全委員会が航空事故調査官2人を派遣し、14日から原因を調べる予定です。
一連の調査に時間を要することから、HACは15日の札幌~函館、釧路間の4便、16日の札幌~函館、根室中標津の4便の計8便の欠航を決めました。影響人数は約270人です。
運行再開のメドは立っていないということです。
















