【ファイターズ】前巨人の松本哲也氏が新コーチに就任…来季新たなコーチ陣であと一歩届かなかったリーグ優勝&日本一へ挑む「選手たちを成長させたい」
日本ハム・野手コーチに松本哲也氏
11月7日(金)エスコンフィールド(北海道・北広島市)で、ファイターズの野手コーチに就任する松本哲也氏(41)の会見が行われました。
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2006年に育成ドラフト3位で読売ジャイアンツに入団した松本氏は2007年に支配下登録されると、2009年には129試合に出場、打率.293をマークし新人王に輝き、育成出身選手初となるゴールデングラブ賞も獲得した守備の名手です。
巨人一筋で11年間プレーし、2017年シーズンに引退した松本氏はその後、巨人のコーチとして活躍し、今シーズンは巨人の1軍外野守備兼走塁コーチを担当していました。
今回のオファーについて「まさかの打診でした」
松本氏について栗山英樹CBO(64)は「プレーオフで足りないものを聞く中で守りや走塁を一番考えて充実させないといけない。球界全体を見渡してきちんとできる人なのでお願いした」と経緯を語りました。
しかし、今シーズンまで巨人一筋だった松本氏は「まさか打診があるとは思わなかったので、正直初めはびっくりしたのが第一印象」と率直な感想を語り、「巨人以外は初で自分にとって新しい経験、挑戦で前向きになった。巨人でやったことも伝えて、選手たちを成長させたい」と新天地での新たな挑戦に胸を高らせました。
ファイターズは福島蓮投手(22)や柳川大晟投手(22)など、育成出身選手が活躍していることについて育成出身の松本氏は「育成から入っていろいろな経験をしてきたのは武器。(私は)体が小さい中、試行錯誤してやってきたので、自分の経験をいかして教えていきたい」と身長168センチながら巨人で活躍した“俊足・巧打のプレーヤー”として来季を見据えた指導方針の一端も口にしました。
来シーズンのコーチングスタッフが発表され、布陣が揃ったファイターズは新たなコーチ陣と共に10年ぶりのリーグ優勝&日本一へまだまだ大航海は続きます。

















