【みやぶれ!特殊詐欺】手口巧妙「NTTです 携帯電話を2時間後に停止します」自動音声で不安あおり…ニセ警察官に電話転送_みやぶるポイントは?
本村さんは、9月に、郵便局を訪れた80代の男性にこうお願いされました。
「振り込みをしたいから手伝ってほしい」(80代男性)
本村さんがATMで振り込みの案内をすると、振り込み先が、インターネットバンキングの個人名の名義でした。
「まず、怪しいと思った」(本村信子さん)
本村さんが男性に話をきくと…
「携帯電話が不正に利用されているので、1年間の未納分・50万円を振り込んで欲しいという電話があった」(80代男性)
「詳しく聞いていいですか?と言ったら、『あんまり詳しく話すなって言われてる』と、それで、その振込みを警察で確認してから振り込んだ方がいいですよっていうことで」(本村さん)
更に着信先を確認すると+から始まる国際電話でした。
本村さんは郵便局長に相談し警察へ通報、被害を水際で防ぎました。
「しっかり聞き取りできたことが、今回もしかしたら(詐欺を)防げたことになるのかな」(本村さん)
巧妙化する詐欺の手口。
なぜ、被害はなくならないのでしょうか?
「矢継ぎ早にどんどん話を進めていって考える時間を与えない、誰かに相談する隙を与えないという手口、信じ込ませる手口になっていて、巧妙化してきていると思います」(道警生活安全部生活安全企画課 西中智則さん)



















