【廃墟で不審火】「星を見ていたら火の粉が見える」"バブル時代の遺跡"に侵入_14~17歳の少年4人と19歳の男3人を逮捕_元リゾート施設が焼け鎮火まで58時間超_火事にも関与か<北海道函館市>
10月3日未明、北海道函館市の元リゾート施設に侵入したとして、19歳の男3人と、14~17歳の少年4人が逮捕されました。
建造物侵入の疑いで28日までに逮捕されたのは、函館市に住む専門学生の男(19)と北斗市に住む会社員の男(19)と無職の男(19)、さらに、札幌市東区の高校生の少年(17)、苫小牧市の高校生の少年(16)、そして、函館市の中学生の少年(14)、北斗市の中学生の少年の(14)の合わせて7人です。
7人は10月3日午前3時10分~午前4時10分ごろまで、函館市柏野町にある元リゾート施設に正当な理由なく侵入した疑いがもたれています。
この元リゾート施設は、バブル時代に多くの客でにぎわった「恵山モンテローザ」で、現在は廃墟となっていて、市が管理していました。
当時、現場では午前4時20分ごろから火事が発生し、けが人はいなかったものの、鎮火まで58時間あまりかかりました。火の気がないことから警察が不審火として捜査を進めていました。
現場周辺の防犯カメラや関係者の聞き込みで容疑者を特定し、27~28日にかけて7人を逮捕しました。
警察によりますと、「恵山で星を見ていたら旧モンテローザから火の粉が見える」と火事の通報をしたのは19歳の男3人のうちの1人でした。
調べに7人は「間違いありません」と全員容疑を認めていて、警察は7人が火事にも関与しているとみて、当時の状況を詳しく調べています。

















