「とにかく事故が多い!」【魔の交差点】札幌に潜む危険!3年連続事故多発の交差点 西区八軒と北区の複雑な構造と死角が招く悲劇…交通量と焦りが生む事故に専門家が警鐘<北海道>
札幌市西区八軒の交差点―2024年北海道で3番目に多い6件の人身事故
「とにかく昔から事故は多かった」(付近の住民)
とにかく事故が多い。
住民がそう語る、魔の交差点。
それは暮らしにも影響が。
「事故が起きてここずっとびっちり大渋滞が起きるケースもあります」(近くの会社に勤める人)
現場を訪れると―。
「事故が多発しているという交差点です。車がひっきりなしに往来しています」(川瀬雄也記者)
札樽道の新川インターにも近く、車通りが多い場所です。
ドライバーの焦りや見通しの悪さが原因
「両方とも幹線道路なので交通量が多いですね」(日本損害保険協会 川田晃久さん)
危険な交差点を発表した日本損害保険協会。 川田晃久さんによると、交通量の多さゆえに、ドライバーが曲がるのを焦ることが理由の一つです。
「右折する車両から見れば交通量が多いので右折を焦る心理が働く」(川田さん)
「高速道路の下ということで、支えているこれ(橋脚)が視界を若干遮ってしまう」(川田さん)
高速道路の橋脚のために対向車が見づらくなっているのです。
ドライバーは落ち着いて確認することが大切です。
「極力焦る気持ちを抑えて安全確認することがドライバーにとって必要」(川田さん)
北34条西5丁目にある複雑な五差路でも事故が多発
札幌の危険な交差点はまだあります。
「札幌市北区のこちらの交差点、広い上に複雑な形をしています」(川瀬記者)
北34条西5丁目にある交差点。こちらも札樽道の高架下にある、交通量の多い、複雑な五差路です。
この複雑な交差点では2024年、人身事故が6件も起きました。
「自分の知り合いがここで仕事の帰りに車で事故にあってしまった」(付近の住民)























