【なぜ？】国道36号線で9台絡む多重事故→事故起こした33歳運転手が現場から立ち去る→途中で別の車を奪ったか…工場敷地内への建造物侵入で逮捕〈北海道恵庭市〉

UHB 北海道文化放送

　9月25日午前、北海道恵庭市の国道で起きた車9台が絡む事故。

　事故を起こした運転手が車を置いたまま立ち去っていましたが、警察は建造物侵入の疑いで運転手を逮捕しました。

事故の衝撃を物語っている

　フロント部分が激しく壊れた車…そして別の車も…

激しくへこんだ車体

　午前9時20分ごろ、恵庭市の国道36号線で、9台の車が絡む事故がありました。

　警察によりますと、札幌方面から千歳方面に走っていた車が事故を起こし、その後も複数の車に衝突したということです。

事故は「道と川の駅 花ロードえにわ」の付近で起きた

　事故に巻き込まれた男性は…

　「ドドーンとぶつかったので、えっと思った。あわててドアを開けて後ろを見たら、ぶつけた人が降りて走っていって」（事故に巻き込まれた男性）

　この事故で、2人がケガをして病院に搬送されましたが、いずれも軽傷です。

事故現場周辺には車の部品が散乱していた

　警察はひき逃げ事件として立ち去った運転手の行方を追っていましたが恵庭市内の工場敷地内に不法に侵入したとして、恵庭市のパート従業員、今北知宏容疑者（33）を建造物侵入の現行犯で逮捕しました。

運転手の足取り

　警察は今北容疑者が事故を起こし、途中で別の車を奪うなどした疑いもあるとみて調べています。