【線状降水帯】北海道東部で川が増水中_釧路市音別地区では川が”氾濫開始水位”を2mも超過している状態…音別川も水位上昇中で避難指示 道路も冠水中で
9月21日未明、北海道の十勝・釧路地方に、線状降水帯が発生しました。
北海道内で、線状降水帯が発生したのは初めてです。
20日からの大雨による24時間雨量は、下記の通りです。
・えりも町目黒 226.0ミリ
・釧路市音別 188.5ミリ
・広尾町 181.0ミリ
・白糠町 173.5ミリ
・厚真町 173.0ミリ
・浦幌町 167.5ミリ
白糠町と浦幌町は、観測史上最多の大雨を観測しています。
釧路市音別地区では、複数の川が氾濫開始の目安としている水位を超えていて、特に直別川は、氾濫開始水位より2メートル以上水位が高くなっています。
釧路市によりますと、午前7時現在、被害情報は入っていないが、国道や道道の一部が冠水して通れなくなっているということです。
また、雨が止みましたが、音別川の水位が上がり続けているため、音別地区の全域
が対象の407世帯に、避難指示を出しています。
十勝の豊頃町でも、役場によると、湧洞川が一部あふれている可能性があるということです。
北海道の雨のピークは越えましたが、大雨となった釧路・十勝地方では、川の増水が続いていますので、川から離れて、安全な場所に避難をしてください。